貧血という魔物‥その2

最初の貧血診断の治療方法、理由は覚えてませんが、通院可能でしたので静脈注射(フェジン40mlを生理食塩水で希釈し、5分ほどかけてゆっくり注射する)でした。私の場合週2〜3回通院で3ヶ月ほどでフェリチン(貯蔵鉄)の数値が50を超えたので、1回目の治療は終了となりました。※鉄剤注射の頻度と期間は鉄枯渇状態によります。医師の指示に従いましょう。しかし、1度貧血状態になった私の身体はこの後も定期的にフェリチンが枯渇ギリギリになり、貧血を繰り返すのです。。貧血治療の第1選択肢は経口薬投薬になります。理由は経口の場合、体内の鉄欠乏が解消されると、消化管からの吸収が抑制され、余分な鉄は体外に放出される仕組みなので鉄過剰になりにくいという点にあります。錠剤(カプセル含)種類はフェロミア(クエン酸第一鉄ナトリウム)やフェルム(フマル酸第一鉄で胃〜腸にかけてゆっくりと鉄を放出し少しずつ吸収される徐放性鉄剤)が代表的な経口鉄剤ですね。鉄はビタミンCが有ると吸収率が良くなるそうですが、ビタミンCは胃の刺激になります。。私は夜、食後後に飲むよう処方されるのですがこの経口鉄剤、かなりの頻度で胃腸障害や気持ち悪さなど副作用が現れてしまうのが難点です。私も飲み始め1ヶ月位でだいたい限界を迎えます。胃の痛みもさることながら、お腹の調子が悪くなってしまうのです。鉄が多い状態が私の胃腸にはあまり良くない‥ということなのでしょう。。私の貧血数値だと経口鉄剤の場合3ヶ月〜半年位服用が必要ですが、耐えてゴールしたことはありません。。ずっと鉄を入れ続けているのも身体がしんどいので、1年の間で鉄剤を飲むか注射して鉄を貯める時期と休薬時期が上手くサイクル出来上がれば良いかなとずっと思ってますが。。気づくと鉄がエンプティーになっている。というのが現実で生理があると、なかなか貧血のコントロールが難しいのです。。。貧血の要因として経血量が多いことが第1だと思いますが、もしかしたら鉄の消費量が平均より多いか、又は貯蔵が難しい、鉄が逃げる体質なのかもしれないです。