貧血という魔物‥その3 ピルについて

※女性特有の症状や表現が含まれます。苦手な方は読み飛ばして頂けますようお願いいたします

たかが鉄欠乏性貧血。と思われるかもしれませんが、当人にとってはされど貧血です。患って数年経った頃、友人に生理が多いならそれは日常生活に支障あるのでは?貧血だって日常生活に影響あるでしょう?低用量ピルで生理止めるという手もあるよ。と諭されまして、そうか。。。やはり出てる蛇口を閉めにいってみるべきか。。とこの時ふいに納得しまして、婦人科の門を叩いたのです。血圧など特に問題なかったのであっさりと超低用量ピル「ヤーズ」を処方されました。こちらは28日で1シート超低容量ピルなので24日分が赤色の実錠で4日分のみ白いお薬の成分はいっていない偽薬(プラセボ錠)を飲みます。理論上偽薬を飲んでる間に生理が起こり、赤色の実薬を飲み始めると止まり始めます。つまり28日に1回生理が来るサイクルに整っていきます。一般的なピルは低用量エストロゲン・プロゲステロンが入った製剤なので、排卵を抑制することで子宮内膜が薄くなるというメカニズムになっています。ただし、飲み忘れ厳禁です!!!そして経血量が減るという効果がどのくらいで出てくるか、どのくらい減るのかは個人差があります。私はヤーズ飲み始めて最初の生理はあまり減りませんでした。3〜4ヶ月かけて徐々に減っていきました。生理中でも漏れを気にしなくて良いこと。40センチナプキンを使わず夜眠れるというのがこんなに至福なのか!!!と感動したのを覚えています。飲み始めの副作用はあまり酷くなく、浮腫は感じず、胸が張るかな‥?位だったと記憶しており、これなら続けられる!!と思いました。私の生理周期は32〜35日位でしたので28日だとなんだか間が短くて損しているような気がしたことを覚えています。それでも28日で必ず生理が来る。というのが決まってるのは予定が立てやすく、とても楽でした。肝心の貧血ですが、やはり生理を少なくした効果はありまして、途中1〜2回1ヶ月位鉄剤飲みましたが、以前の減り方に比べれば快適な日常生活を送った日々は、暫く続いたのでした。

つづく